トレチノイン

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アレルギー反応を起こす心配のない軟膏を外用する治療法

トレチノイン治療とは、トレチノイン(オールトランスレチノイン酸)というビタミンA誘導体の一種で、人間の体内にも存在する成分でできたアレルギー反応を起こす心配のない軟膏を外用する治療法です。

トレチノイン自体は、生理活性と呼ばれる働きが通常のビタミンAの何百倍もあり、薬としての効き目は非常に高く、シミ、小ジワ、ニキビなどへ絶大な効果があります。

 

しかしこのトレチノインは、アメリカなどではFDA(日本の厚生労働省に該当する)に認可された薬品なのですが、日本では治療医薬品として認可されていません。

日本でトレチノイン治療を受けるためには、病院で自家調合したトレチノインを含有させた軟膏や蒸留水を加え製剤しゲル状にしたものなどを用いての治療か、国外からの輸入品を使用することになります。

 

多くの化粧品会社からシミやシワに効果があるとしてレチノール(ビタミンA誘導体)が配合されたクリームが市販されていますが、その効果はトレチノインクリームの100分の1しかなく単なる保湿クリーム程度です。

正しい使用法を用いることが重要です

トレチノインの治療は、皮膚にトレチノインの軟膏(原液に近いほど黄色い色)を塗り、その個所のターンオーバーを促進させることで、より早く皮膚の新陳代謝を起こして新しい皮膚との入れ替えを進ませ、シミのある皮膚を押し出して消えさせます。

 

ニキビでは、皮脂腺の機能を低下させて皮脂腺からの皮脂を少なくさせることでニキビをできにくくします。

また、表皮ではヒルアロン酸などの粘性物質の沈着を促しコラーゲンを増やすなどのアンチエイジング効果も期待できます。

 

一方、トレチノイン治療には必ずと言っていいほどの副作用(個人差はありますが、肌が赤くなったり角質がポロポロと剥がれてくるなど)がありますが、それを越えた後に肌がきれいに治ります。

その効果が絶大であるゆえ使用の方法(回数や量)が難しく、間違った使用法でデメリットを受けないようにすることが重要です。

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